任天堂初参入するスマホアプリのタイトルを発表
10月29日、2016年3月期の経営方針説明会/第2四半期決算説明会の資料「社長説明」を同社IRサイトで公開し、スマートデバイス事業に関する今後の取り組みついてに公開。同社初のスマートフォン向けゲームアプリを来年3月に無料配信すると発表した。ゲームの名称は「Miitomo(ミートモ)」。DeNAと共同開発した新しいメンバーサービスも来年3月から開始する。
■「My Nintendo」の中身
これまで同社は、会員制サービス「クラブニンテンドー」を提供していましたが、今年の9月30日に終了。この「クラブニンテンドー」に変わる新会員制サービス。facebookやGoogle、Twitterなどでもログインできるほか、「メールアドレスとご自身で設定されたパスワード」でもログインできるという。
スマホアプリで遊んでもポイントがもらえる点。ゲームソフトの購入のみならず、ゲームを遊ぶことでもポイントが付与されます。ポイントを使うことで、遊んでいるゲームが一層楽しくなる追加のデジタルコンテンツやオリジナルグッズ、また欲しいソフトがお得に買える割引クーポンを手に入れることが可能。もちろん、既に持っているニンテンドーネットワークIDはそのままご使用できる。
■新しいコミュニケーションアプリ「Miitomo(ミートモ)」、
ユーザーは自分の分身となるアバターを作成すると、友人として登録している他のユーザーのアバターと情報を交換できる。お互いに友人として登録したユーザーだけが話題を共有できるようにしており、「安心、安全にも配慮した」としている。自分の似顔絵から作成したキャラクター「Mii(ミー)」が投げかけてくる質問に答えることで、あらかじめ登録した友人と話題を共有
Miiから話しかけられた会話の中身をMiiが友達に拡散することで、フェイスブックの発信に消極的な人でもコミュニケーションに参加することができるという。
あえて自分からは言わないけれど、訊かれたら言いたい、というような、潜在的な話題を掘り起こすことができ、友達のこれまで知らなかった意外な一面や、思いがけない共通点を発見できる、という特徴がある。
同社は、ネタふりコミュニケーションにより、トモダチとの関係が深まり、ゲームを遊ぶ仲間の輪が広がることを大切に考えているという。基本プレーは無料だが「(アバターに着せる服など)魅力的なものを追加で配信できれば(お金を)頂くことも考えている」(君島社長)との見方を示した。基本プレーは無料だが「(アバターに着せる服など)魅力的なものを追加で配信できれば(お金を)頂くことも考えている」(君島社長)との見方を示した。