その名も「STOP !T」
いじめの抑止力
匿名で通報できることにより、通報者のプライバシーは守られ、言い出しにくい「いじめ」を他人に伝えて助けを求めることができます。
学校で一括でサービスを導入して、ネットいじめの発見者は、専用のアプリを通じて匿名で報告できる。いじめ目撃者や被害者がそのやりとりのスクリーンショットを取得し、それを匿名で管理チームに送付。いじめの被害者とそれを目撃している人たちの両方に、いじめがどこで行われていようと、いじめを追跡できる手段をもたらしたい。
いつでもどこでも通報できる(通報される)という認識が抑止力に繋がっているみたいです。昨年にこのアプリを導入してから、同校ではいじめの通報が75%減少したという。生徒全員が、いじめを通報できるツールをポケットに持っている」という認識そのものが、いじめの抑止につながっている。2014年8月のリリース以来、13州の78校で採用されている。
広がりを見せる「ネットいじめ」
ネットいじめは発見しづらく、また法律で罰せられる危険性も低いためエスカレートしやすい傾向にあります。匿名性が高い状況に置かれると、人は攻撃的かつ暴力的になる。ネットいじめは、子供たちのうつ病や自殺の原因の一つ。女子中高生の約9割が、今後LINEやTwitterなどのSNSやネットをきっかけにいじめが増えると考えている。
日本にもあるネットいじめ防止アプリ「Filii」
いじめや犯罪に関するキーワードがあれば親に通知します。あくまでキーワードを解析するためのもので原文を見ることはできません。
SNSを中心としたネット上の犯罪やいじめ、出会い系、炎上などの脅威から子供を守るウェブサービス。子どもの端末にインストールし、本人の承諾を得た上で使ってもらう。いじめやトラブルの早期発見につながることは間違いない。
「ネットいじめ」の標的にされた場合
「ネットいじめ」は必ず証拠が残ります。いじめの証拠を削除したりせずに保存しておくといじめの立証がしやすくなります。また、なりすまし等の被害が横行しているため、専門的なIT知識を持った人に相談することも必要になります。